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「混濁と再生と生命としての希望の物語」2017年 ~ fabbit 大手町~

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『混濁と再生と生命としての希望の物語』 S.S 水彩絵具・紙 2017

色の混ざり合いや思いがけないにじみや広がりと接する中で、私は画面の中に「太陽」を見つけました。

私は太陽に希望を見出しています。太陽を目指した先には鳥等の生物からの祝福があり、それを見た、その他の生物達は、もう一度植物として生きようとし、芽を出し歌い始めます。成長することで連鎖する励まし合いは、まるで讚美歌が鳴り響くかのようです。

人生には苦難に遭遇することが多くありますが、人は痛みを受け入れていつでも新しい自分に挑戦できます。

そんな「今こそ人間らしく生きたい。」という自分の想いが作品に自然と表れてきたと思います。

みなさんは、太陽に何を見出だしますか?

***

はじまりは、偶然にできる水彩のにじみや形、広がり、色と色との混ざり合いでした。ただそれでしかない画面から、人は何かを見出し、探求し、創作していくようです。やがて鑑賞者を巻き込み、より深みを増して作品として立ち上がります。

まずは、ただ作品を「見る」という事をお楽しみください。

みなさんは、この作品に

・何が描かれていると思いますか? ・そこから何を感じますか? ・どんなイメージが広がりますか?

みなさんに独自の視点があるのと同様、この作品を描いたアーティストもまた別の視点を持っています。鑑賞を通して、そんな「物の見方」の多様性もお楽しみいただければ幸いです。

それでは、CAL参加アーティストの以下コメントをお読みいただき対話をお楽しみください。

Creative Arts Laboratory キュレーター 西野 里美

外部サイト

creativeartslab.wixsite.com

www.street-academy.com